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お役立ちコラムカメムシがマンションに寄ってくる原因と対策 | 管理会社・理事会向けに徹底解説

不快なカメムシ なぜマンションでよく見かけるの?原因と対策を徹底解説!

「なんだかカメムシが多いな…」と感じることはありませんか?特にマンションの共用部やベランダでカメムシを見かけると、不快感だけでなく、生活への影響も心配になってくるものです。

この記事では、マンションにカメムシが寄ってくる原因や、住民間のトラブルを防ぐためのポイント、そして管理会社や理事会としてできる対応策まで、分かりやすくまとめました。

管理会社や理事会向けの記事ではありますが、個人の方にとっても役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください!

マンションにカメムシが寄ってくる原因ってどんなものがあるの?

特に秋になると、彼らは冬を越すための場所を求めて建物へと集まる傾向がありますが、カメムシが集まりやすいマンションかどうかは、周辺環境や建物の設備などに影響を受けます。

以下のような条件が揃っているマンションが、カメムシが喜んで集まってくる傾向がありますので、頭に入れておくようにしましょう。

紫外線を含む照明が「虫ホイホイ」状態に

カメムシって、実は光が好きなんです。夜になると、照明の明るいところに引き寄せられてくる性質があります。これを「走光性(そうこうせい)」といいます。マンションの共用部、たとえばエントランスや外廊下、駐輪場の照明が明るすぎると、カメムシが集まってきてしまい、最終的に住戸内への侵入リスクが高くなります。

特に、水銀灯や蛍光灯など、紫外線を含む光はカメムシにとってかなり魅力的。これらの照明が強いと、まるで「虫ホイホイ」のように、カメムシが引き寄せられてしまいます。

ひとつの方法として、共用部の照明を紫外線の少ないLEDに変えることで、カメムシの飛来を抑えることができます。

近くに緑地や公園、畑が多い

カメムシは植物の汁を吸って生きているため、緑が多い場所では特に発生しやすいんです。もしマンションの周りに公園や畑が多いと、カメムシがそこから繁殖して建物に飛んでくることがよくあります。

また、秋になると、暖かい場所を求めてカメムシは移動します。公園や畑が近いマンションは、どうしてもカメムシが寄りやすくなる傾向があるんですよね。

周りに自然が多いと、その分カメムシもやってくる可能性が高くなるので、カメムシが多いなと思ったら、よく周りを見渡してみてください。

この記事を書いている私の自宅マンションも、近くに雑木林がいくつかあって、そこから飛んでくるのか、よくカメムシを見ます。夏にはクワガタも廊下を歩いていたり、廊下の壁にくっついているのもよく見ますけどね(笑)

ベランダの植木や観葉植物

マンションのベランダに観葉植物を置いていると、カメムシが寄ってきやすくなります。なぜなら、ベランダがカメムシにとっては「エサ場」となりやすいからです。植物の汁を吸って生きているカメムシにとって、観葉植物の葉や茎は格好の餌場。中には、カメムシが卵を産みつけて繁殖する可能性もあるので注意が必要です。

特に、カメムシが好むマメ科の植物や、アブラムシなどの他の害虫が発生しやすい植物は要注意。マンション内で園芸を楽しんでいる住戸が多い場合は注意が必要です。

逆にカメムシはミント系の香りを嫌います。そのため、ミントを環境植物の近くで育てたりするのも効果的。いずれにせよ、カメムシが気になるなら植物選びには気を使うといいですね。

敷地内の植栽・花壇の管理状態

マンションの敷地内の植栽や花壇が手入れされていないと、カメムシの隠れ場所になってしまいます。特に雑草が生い茂ったり、低木が繁茂していると、カメムシにとっては絶好の住処に。定期的な剪定や清掃を行うことで、カメムシの発生を防ぐことができます。

また、カメムシを引き寄せやすい植物もあるため、植栽の選定や管理方法によっては、カメムシの発生を助長してしまうことも。敷地内の管理状態を定期的に見直すことが、カメムシ対策にはとても効果的です。

日当たりがよく、外壁が暖まりやすい

カメムシは寒さを避けるため、暖かい場所を求めて移動します。特に、日当たりの良い南向きや西向きのマンションは、カメムシが集まりやすい場所となります。外壁が暖まりやすい素材や色でできている建物では、カメムシが集団で張りつくことも。

秋口など、外気温が下がり始める時期には、暖を求めて建物に侵入しようとするカメムシの動きが活発になります。日中に太陽光で暖まった外壁にカメムシが止まり、そのまま隙間から室内に侵入することもあるので注意が必要です。

そもそもカメムシってどんな習性があるの?

カメムシは見た目こそ地味ですが、その生態にはユニークな特徴があります。彼らの行動を知ることで、効果的な対策を考えることができますよ。

光に寄ってくる(走光性)

カメムシは「走光性」という光に引き寄せられる習性を持っているため、夜間の照明に集まることがよくあります。特に、マンションの共用部やベランダの明かりが原因で、室内に侵入することもあります。

この習性は蛾など他の昆虫にも共通しており、特に蛍光灯など、紫外線を多く含む光に強く反応します。夜間に明るい窓や灯りに誘われてカメムシが寄ってくるのは、このためです。

刺激を受けると悪臭を放つ

カメムシの一番の特徴といえば、やっぱり「臭い」ですよね。触ったり、潰してしまったりすると、強烈な臭いを放ちますが、これはカメムシの防御反応で、天敵から身を守るためのものです。

臭いは、ちょっと付着しただけでも生活に支障をきたすこともありますので、細心の注意が必要です。

狭い隙間に入りたがる

寒くなるとカメムシは暖かい場所を求めて、マンションの壁の隙間や窓枠の小さな穴に入り込もうとします。特に、窓やドアの隙間、換気口やエアコンの配管周りなどは、カメムシの侵入経路になりやすい場所です。カメムシの体は非常に平たいので、わずか1〜2mmの隙間でも入り込むことができちゃんです。こうした場所のチェックと対策が重要になります。

植物の汁を吸って生きている

カメムシは植物の汁を吸って生きるため、植物が多いマンションの庭やベランダにはよく集まります。特に果物や豆類などを好むカメムシが多く、こうした植物がある場所には食料が豊富と認識され、餌を求めてやってくることがあります。

飛行能力が高く、意外と遠くまで飛ぶ

カメムシは見た目に反して飛行能力が高いので侮ってはいけません。風に乗って意外な距離を移動することができます。

カメムシはその飛行能力を活かして、思わぬ高さまで飛んできてしまうこともあります。食料を求めて、または繁殖のために移動するカメムシにとって、マンションの高層階もターゲットとなる場合があります。高層階に住んでいるからと「うちは虫が来ない」といった油断は大敵です。

フェロモンで仲間を集める

カメムシはフェロモンを放出して仲間を呼び寄せる習性があります。1匹見かけたら、すぐに駆除しないと、そのフェロモンに引き寄せられて他のカメムシも集まり、大量発生につながることがあります。

特に、危険を感じたり繁殖期に入ったりしたカメムシはフェロモンを強く放出するため、放置しておくと予想以上に多くのカメムシが集まってきてしまいます。早めの対策が重要ですよ。

越冬のために建物に入りたがる

秋になると、カメムシたちは寒さを避けて暖かい場所を探し始めます。マンションの外壁や換気口、ベランダの隅など、風を避けられて暖かい場所は、カメムシにとっては最高の隠れ場所。見つけたらすぐ対処するようにしましょう。そのまま冬を越す準備をしちゃうかもしれませんよ。

マンションでカメムシに関するクレームには、どのようなものが起こり得る?

マンションにカメムシが大量に発生すると、住民からクレームが多く寄せられることになるでしょう。この章ではマンションでクレームになり得る事例をご紹介します。

大量発生による不快感

共用部やベランダにカメムシが大量発生すると、部屋の中にも入ってきてしまうことがあります。見た目が不快なだけでなく、洗濯物や布団にカメムシが付いてしまったり、窓を開けられなくなる実害が出ることもあります。

このような状況は、虫が苦手な人にとっては特に強いストレスがかかりるため、クレームになる可能性が大です。

悪臭による苦情

カメムシが放つ独特のニオイ、あれがなかなか取れないんですよね。踏んでしまったり、何らかの刺激を与えたりすると、カメムシはニオイ成分を含んだ液体を放出するので、臭いが広がってしまうことも。こうした強いニオイが元でクレームにつながることも十分考えられます。

虫の侵入経路の特定と対策の要求

カメムシが繰り返し室内に入ってくると、「カメムシがどこからやってきているのか、なぜ集まってくるのか、しっかり特定してほしい!」という声が今後増えるかもしれません。その際、管理会社や理事会に対応をお願いされることも多いでしょう。

実際には、窓やドアの隙間修理、防虫ネットの設置、薬剤散布など、各住人による個別の対策となるかもしれませんが、そうしたことに対して情報を提供してあげることも、管理会社や理事会の大切な役割になるのではないでしょうか。

共用部への発生と対策の要求

共用部(玄関アプローチ、廊下、ゴミ捨て場など)でカメムシが大量発生すると、マンション全体の雰囲気に影響を与えて、住民から不安の声が上がることがあります。

特にエントランスや共用廊下でカメムシを見かけると、「清掃や駆除をもっとしっかりしてほしい!」という要望が増えやすいです。こういった場合、管理会社や理事会は照明の見直しや植栽の管理、定期的な駆除作業など、対応を求められることもあります。

大量発生した場合、住民の生活に影響が出るので、早急に対策を検討することが求められるでしょう。

駆除費用の負担に関する問題

マンションでカメムシの駆除を行う際、費用負担について住民の間で意見が分かれることがあります。しかし、基本的には以下のように対応が分かれます。

個別対応

カメムシが発生した住戸で駆除が必要な場合、その住民が負担するのが一般的です。

共用部対応

共用部やマンション全体で発生した場合は、管理組合の予算で対応するのが通常です。たとえば、エントランスや共用廊下でカメムシが大量発生した場合、管理組合が対応することになります。

ただ、個別対応とマンション全体としての対応がどこからどこまでなのかが曖昧になることもあります。そのため、どの範囲で対応するかをしっかりと決めておくことが大事です。特に、駆除を専門業者に頼む場合、その費用を誰が負担するのかを事前に確認しておくことで、後で「誰が払うのか?」というトラブルを防ぐことができるでしょう。

隣室からの発生による苦情

隣の部屋でカメムシが大量発生し、自分の部屋にも侵入してくることがあります。自室で対策をしていても、隣の部屋のベランダや換気口の隙間からカメムシが飛来するのはちょっと嫌ですよね?

これに対して、隣人への注意喚起や、全体の対策を求める声が上がることがあります。こういった際は、住民間でトラブルが発生しないよう、間を取り持つことが管理組合の役割になるでしょう。

管理会社や理事会としてできる対応策

定期的な駆除作業の実施

予防策として、専門業者による定期的な駆除や薬剤散布を行うことは効果的な選択肢の一つです。特に秋の時期はカメムシが多くなるため、このタイミングでの対策が重要です。

共用部の清掃と点検

エントランスや廊下、ゴミ捨て場などの共用部を定期的に清掃し、カメムシが集まりやすい場所を見直すことが重要です。特にカメムシの隠れ場所となりがちな雑草や枯れ葉を取り除くことで、発生を抑えられます。

住民への情報提供と協力の呼びかけ

住民にカメムシの発生時期や発生場所を知らせ、共通の対策を呼びかけることも大切です。例えば、窓を開ける時間帯を調整したり、網戸の点検・修理を促すだけでなく、カメムシを寄せ付けやすい植物、部屋への侵入経路の情報を提供するといったことも、住民の協力を得るためには必要となるでしょう。

早期の対応と継続的なモニタリング

カメムシが発生してからの対応だけでなく、早期発見と継続的な監視体制を整えることも重要です。早期に発見し、すぐに対策を講じることで、被害を最小限に抑えることができるだけでなく、住民からの信頼を得られることになるでしょう。

まとめ

この記事を読んだ後には、だいぶカメムシへの理解が深まったのではないでしょうか?

ぜひ、この記事を参考にマンション内でのカメムシの発生を抑えられるよう、住民の方と協力しながら対策を進めていただければと思います。

カメムシ以外でも害虫でお困りでしたら、ぜひお問い合わせフォーム公式LINE、 もしくはお電話(0120-536-610)でお気軽に私たちにご相談ください。

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