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お役立ちコラム「終活」は何をすればいい?〜エンディングノートや生前整理など〜

整理された荷物

高齢化が進む日本社会では、いわゆる「第二の人生」の時間が増えています。新たな趣味に取り組んでみたり、ボランティア活動に精を出したり、過ごし方は人それぞれです。そして近年では価値観の多様化や社会構造の変化とともに、注目され始めた活動があります。それが、今まではタブー視されてきた人生のエンディングについて早くから考え、行動にうつす「終活」です。

「終活」とは、「自らの人生の終わりに向けた活動」の略語で、死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備のこと。これまで、死んだ後のことを話題にするのは敬遠されることでした。しかし現在では、死後に向けた事前準備だけでなく、「人生の終焉について考えることによって、今をより良く生きるための活動」というポジティブな意味に捉えられるようになってきました。

終活とは?

終活は、自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言の準備や、財産相続、生前整理など、自らの死後に向けた行動全般を指します。

日本人の平均寿命は年々伸びており、「老後の不安」を抱える人も少なくありません。さらに、核家族化や単身世帯の増加により「死」は個人のものと考えられるようになってきており、自身の死後について考え準備する「終活」は一般化しつつあります。

終活をするメリットはいくつか挙げられます。

  • 老後の生活を前向きに過ごせる
 どのように死を迎えるかを考えることによって老後の不安を解消することができます。それが限られた時間を前向きに生きようとするポジティブな思考につながると考えられます。
  • 整自分の意思を伝えられる
 また、万が一の際に延命治療や臓器提供などに関して、自身の意思を明確にしておくことのは、年齢を問わず役立ちます。
  • 遺族の負担を軽減できる
 遺品整理や遺産相続は残された遺族にとって大きな負担となることが多いです。時として遺族間でトラブルになるケースもあります。終活をしておくことで相続をスムーズにし、無用なトラブルを防ぐ効果も期待できます。

終活をする上で、自らの死と真剣に向き合うことは必須です。「家族のために準備を完璧にしておこう」と気負ったり、「誰もお墓まいりに来てくれなかったらどうしよう」など悲観的になって、終活自体にストレスを感じるようになっては本末転倒です。

焦らす、自分のペースで、「最期の時まで自分らしく過ごせるライフプランを作ろう」と言った、前向きな気持ちで取り組むことがオススメです。

終活の取り組み方は?

終活の内容にこれといった決まりや順序はありません。多くの方が取り組んでいるのが主に以下の5点です。

  • エンディングノートを書く
  • 葬儀の準備(葬儀社や葬儀プランの決定、生前契約、遺影の撮影など)
  • お墓の準備(霊園の決定、墓石やデザインの決定など)
  • 遺言書を書く
  • 身の回りの整理(生前整理)

これらすべてをやらないといけないというわけではありませんし、他に必要だと思うことがあれば取り組んでも良いでしょう。

意思を明確にする「エンディングノート」

エンディングノートは、自分の死後に備えて、家族に伝えたいことや伝えるべきことを書きしるすためのノートで、終活の必須アイテムとも言えます。内容に制限はないので、自身の死後の葬儀などの取り決めに関することを記す方もいれば、家族との思い出や人生の振り返りなどを綴る方もいらっしゃいます。

エンディングノートは、自分の意思を明らかにし、遺された家族が決断することを減らし、負担を軽減することが最大の役割です。
延命治療や葬儀の内容など、本人に代わって家族が決断を下さないとならない場面は、意外と多いもの。家族にとって重荷となることも少なくなく、エンディングノートで自分の意思を明らかにしておくこと、家族からその重荷を外してあげることができるのです。

また、これまでの人生を振り返り、残りの人生について考える機会にもなります。元気なうちから死について考えることに抵抗を感じる方も少なくありません。しかし、エンディングノートを記していくうちに、これまでのこと、これからのことを前向きに考えられるようになるなど、気持ちの切り替えにもつながります。

エンディングノートが、自由に記して問題はありませんが、以下は書いておきたい主な項目です。

  • 自分や家族のこと(名前や住所などの基本情報、家族へのメッセージなど)
  • 資産のこと(不動産の概要や預貯金についてなど)
  • 負債のこと(ローンや借金などマイナスの資産について)
  • 保険のこと(保険の種類や契約者名など)
  • 葬儀やお墓のこと(葬儀の規模やお墓の有無など)
  • 医療や介護のこと(病院や薬の名前、延命治療についてなど)
  • 友人や知人、親戚などの連絡先
  • デジタル情報(メールアドレスやアカウントIDなど)

注意しないといけないのは、エンディングノートには法的効力がないということ。遺産相続などについて、法律に則って実行してほしい事項については別途遺言書を残すようにしましょう。

生前整理は自分・家族のためにも

生前整理とは、本人が元気なうちに自らの意思で身の回りのものを処分したり、財産を整理することを指します。

もしかしたら馴染み深いのは「遺品整理」かもしれませんが、こちらは一般的には家族や親族が相続できるものや形見以外のものを処分します。遺品整理の際、生前整理がされていない場合、通帳など貴重品がどこにしまってあるのか、本当に処分していいものなのかなど判断がつかず、膨大な時間と手間を費やすことになります。

自身で不用品を処分したり譲渡して、ものを減らしたり整理しておくことで、遺族の負担を大幅に軽減させることができます。また、価値が高いものがある場合、遺品の分配でトラブルが発生するケースも少なくありません。生前整理を行っておくことで、相続がスムーズに進み、トラブルを防ぐことも期待できます。

また、身の回りのものを何も整理しないまま最後を迎えてしまった場合、家族に遺したかったものが他人に譲渡されてしまったり、見られたくなかった/知られたくなかったプライベートな事柄が明るみに出てしまったり…、なんてことも。こうしたこと未然に防ぐためにも、生前整理は役立ちます。さらに、生前整理をすることで、不要なものを手放し物が減り、気持ちを切り替えられたり、快適な生活を過ごせたりというメリットもあるようです。

終活は、最期の時まで自分らしく人生を全うするための行動です。それと同時に残される家族の悲しみや負担を少しでも和らげるためのものでもあります。終活を始めるのタイミングに早すぎるということはありません。自分の人生のエンディングについて考えたいと思った時から、終活を始めてみてもいいかもしれません。

生前整理など自分一人ではなかなか進まないという場合は、専門の業者に依頼することも選択肢の一つです。私たちロードでも、生前整理のお手伝いをさせていただいております。

終活の生前整理についてお悩み、お困りの方は、株式会社ロードまでお気軽にお問い合わせください!

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