
遺品整理業者について調べていると、「遺品整理 やばい」と言ったキーワードや、「やばい業者に当たった」「高額請求された」といった内容の記事など、不安が募るような情報が目につくことがあります。
そのよう声を目にすれば、誰だって不安になるのは当然です。とくに遠方に住んでいる場合、現地確認や業者選びも思うように進まず、焦りをより強く感じる方もいるかもしれません。
この記事では、なぜ遺品整理業者が「やばい」と言われやすいのか、その理由ややばい業者の見分け方まで、どの遺品整理業者を選べばよいか不安を感じている方のために、わかりやすく解説していきます。
目次
「遺品整理 やばい」のワードを見れば誰だって不安になります
悪質な遺品整理業者の実態とは?業界でよく聞くトラブル例
「遺品整理 やばい」と検索される背景には、実際に悪質な遺品整理業者によるトラブルが多く報告されている現実があります。
例えば、見積もりは安く提示して作業後に高額な追加費用を請求したり、遺品を雑に扱ったりするケースは後を絶ちません。中には、無断で遺品を処分・転売したり、引き取った遺品を不法投棄するといった犯罪行為も報告されています。
さらには、キャンセルの際には高額な違約金を請求しキャンセルさせないようにしたり、契約を強引に迫る業者も存在します。
同じ業界に属する者として非常に恥ずかしいですが、これが偽らざる遺品整理業界の現状です。
当社が直接聞いたやばい遺品整理業者
ある不動産会社さんから問い合わせを受け直接聞いたやばい業者です。
その不動産会社さんは元々ある遺品整理業者と提携していたのですが、お客さんからその遺品整理業者に対するクレームが多数入ったため、新しい業者を探している中で当社に問い合わせいただきました。
直接お伺いした内容としては以下ですが、これはほんの一部でこの業者は他にもたくさんの“やばい”行為があったのではないかと推測しています。
- タバコを吸いながら遺品整理を行なっていた
- 2階から1階に遺品を投げていた
開いた口が塞がらないとは、まさにこのようなことで、私たちからするとあり得ないない話ですが、事実このような業者がいます。
また、当社がある所沢市役所のホームページでは「特別割引するとせかされて12万円で契約したところ、作業後に32万円請求され、さらに残しておくはずだった大切な遺品も処分されていた。」という事例も掲載され、注意を呼びかけています。
「こんなはずじゃなかった…」後悔しないための心得
遺品整理は人生で何度も経験することではなく、多くの場合は一度きり。学習する機会がないため、業者選びを失敗するケースが少なくありません。特に遠方にお住まいの場合、現地に何度も行けないからといって丸投げしてしまうと、思わぬトラブルになることもあるので注意が必要です。
後悔しないためには、安さだけで判断せず、対応の丁寧さ、実績や口コミ、資格の有無など“安心できる根拠”を重視することが大切です。
また、ご遺族の間でも最低限の知識を持っておくことで、悪質業者を見極める目も養われます。故人やご遺族の思いに寄り添ってくれそうな業者をいかに探せるかが重要なポイントです。
遺品整理業界のリアル〜なぜ“やばい業者”が存在するのか?〜
先ほど触れたような悪質な業者がいることが信じられないかもしれませんが、遺品整理業界は参入障壁が低く、残念ながら悪質業者が紛れ込みやすいのが現実です。
特に大切な身内の方が亡くなってから日が浅い場合、ご遺族は心身ともに疲弊しており、冷静な判断が難しい状況にあります。そんな時期を狙って、高額な請求や手抜き作業を行う業者が後を絶ちません。
「なぜそんな業者が存在するのか?」と疑問に思った方へ向けて、ここからは業界構造の裏側を解説していきます。
まず、現状を知ることが悪質業者を避け、しっかり対応してくれる業者を選ぶ第一歩です。私たちは正しい情報を届けることで、業界全体の健全化にも貢献したいと考えています。
市場拡大にともない参入が増加
高齢化や核家族化の影響で、遺品整理のニーズは年々増加しています。それに伴い、異業種からの新規参入や個人開業も相次いでおり、特に近年は業者の質には大きな差が生まれているのが現状です。
中には、清掃や運搬の経験が乏しく、専門知識やモラルを持たないまま「手軽に儲かりそう」と安易に参入している業者もいます。遺品への敬意が欠けた業者は、遺品を単なる処分品のように扱うなど、トラブルの原因にもなりかねません。
遺品を整理すること自体は法的な資格や届け出は必要ありません。そのような業界だからこそ、簡単なことではないですが、依頼者が信頼できる業者か否かを見極める目を持つことが、より一層重要になっています。
依頼主側の知識不足を狙う手口
遺品整理は人生で一度きりの経験という方がほとんど。そのため、作業内容や料金相場に詳しくない依頼主が多く、悪質業者はこの「知識の差」を利用します。たとえば、契約前に十分な説明をせず、当日になって「特殊清掃が必要」「トラックに載せきれなかった」などと、根拠のあいまいな理由で高額な追加費用を請求することがあります。こうした手口に騙されないためには、事前に基本知識を持ち、納得できるまで説明を求める姿勢が大切です。遠慮せず、分からないことはしっかり質問しましょう。
価格競争の裏で起きていること
「業界最安値」を掲げる業者に惹かれる気持ちは理解できますが、極端に安い料金の裏にはリスクが潜んでいます。人員削減による手抜き作業、遺品整理の知識・ノウハウがない業者による不適切な分別、不法投棄などがその一例です。
また「買取分を差し引いて安くします」と言いつつ、価値ある品を二束三文で持ち去るケースもあります。価格だけに目を奪われると、大切な思い出や信頼まで損なわれかねません。適正価格と誠実な対応の両立こそ、安心して任せられる業者選びの基準です。
資格や法整備が不十分な現状
遺品整理業には国家資格や免許制度がなく、誰でも開業できてしまうのが現状です。清掃業や便利屋の延長で始めた業者も多く、専門知識や倫理観が不十分なまま営業しているケースもあります。
任意の民間資格「遺品整理士」がありますが必須ではなく、すべての業者が取得しているわけではありません。法整備が追いついていないからこそ、依頼主自身が資格や許可証の有無を確認し、信頼できる業者かを見極める必要があります。
【要注意!】こんな遺品整理業者は「やばい」可能性大!
遺品整理業者の中には、対応がずさんで“やばい”と感じるような業者も存在します。そうした業者に依頼すると、遺品を雑に扱われたり、予想外の高額請求を受けたりするリスクがあります。
特に遠方から依頼する場合、事前に直接会えないことも多いため、判断材料が限られます。「なんとなく不安」と感じた直感は大切にし、安さやスピードだけで選ばないことが重要です。
これから紹介するチェックポイントを参考にして、安心して任せられそうかどうか、しっかり見極めましょう。
ホームページがない
現代では、ホームページが全くない遺品整理業者には信頼性の疑問が残ります。会社概要や所在地、スタッフ紹介、作業事例などの情報がなければ、どんな人が作業に来るのか分からず、トラブル時の連絡先も不明確です。
公式サイトの有無は業者選びにおいて重要なポイントです。ただし、ホームページがあるだけで安心とは限らないため、内容の充実度も必ずチェックしましょう。情報が不足している業者は避けるのが無難です。
問い合わせ時の対応が悪い
電話やメールでの問い合わせ対応は、業者の姿勢を知る重要なポイントです。
話し方がぶっきらぼうだったり、質問にきちんと答えない、折り返し連絡が遅い場合は要注意です。こうした対応は、作業品質にも悪影響を及ぼす可能性が高いと言えるでしょう。
一方で、親身に話を聞き、分かりやすく説明してくれる業者は、現場でも誠実な対応を期待できます。
担当者の対応は個人差がありますが、社風の表れとも言えるので、もし不快な印象を持った場合は避けた方が無難です。もし、依頼後も不快な対応が続くと、遺品整理の間ずっとストレスになるため、問い合わせ時の印象は慎重に見極めましょう。
質問への回答が的を得ない、対応が雑
業者に質問しても曖昧な答えや話のすり替えが見られる場合、その対応は信頼できません。
たとえば「見積もりの内訳を教えてください」と聞いて「うちは適正な見積もりなので大丈夫ですよ」とはぐらかすようなら誠実な遺品整理業者とは言えません。
優良な業者は初心者の質問にも丁寧に答え、根拠を示して説明してくれます。初めての遺品整理で分からないことが多いのは当然です。質問への対応から、その業者の姿勢や誠実さが見えてくるため、疑問点は納得がいくまで必ず確認しましょう。
現地見積もりを拒否する
もし、現地見積もりを拒否する業者は、避けるようにしましょう。なぜなら、作業後の追加請求や手抜き作業のリスクが高まるからです。現地確認を嫌う業者は、手間を省き自社の利益優先で動く可能性が非常に高いといえるでしょう。
メールやSNSなどを使用した見積もりはダメなのか?
最近はメールやSNSで写真や動画を送り見積もり対応する業者も確かにあります。当社も対応はしていますが、そのような場合は概算見積もりとし、その後必ず現地訪問し正式な見積もりを出すことを基本としています。
なぜなら、現地確認なしの電話や写真だけでは、当日作業してみたら引き取る遺品がトラックに入りきらなかったといったトラブルが発生する可能性があるためです。
こういったトラブルは結果的にお客さまにも迷惑をかけてしまうことになります。そのような事態にならないよう、現地訪問するようにしているのです。
また、遺品整理の費用は部屋の広さや物量で変動するため、正確な見積もりをお出しするためには現地で部屋の広さや遺品の量、またお部屋の状態を確認する必要があるのです。さらには搬入経路などを確認します。
そのようなことから、どうしても難しい場合を除き、業者に現地を見てもらった上で見積もりしてもらうようにしましょう。
相場より極端に見積もり金額が安い
「業界最安値!」という言葉に飛びつきたくなる気持ちは理解できますが、相場より明らかに安い見積もりには注意が必要です。なぜならトラブルに発展するケースが多いからです。
すでに触れましたが、見積もりは安く提示して作業後になんだかんだともっともらしい理由をつけて高額な追加費用を請求するケースが多数報告されています。
安さだけで契約を急がず、見積もり内容やサービス範囲をしっかり確認しましょう。遺品整理は丁寧な作業が求められるため、極端に安い場合は仕分けの省略や作業の手抜きが隠れている可能性があります。
大切な品が誤って処分されるリスクもあるため、なぜ安いのか業者に質問するのも有効です。信頼できる業者選びには、価格の妥当性を見極めることが欠かせません。
見積もりが曖昧で不明瞭
見積もりで「おおよそ〇万円」と曖昧だったり、そもそも内訳に関する丁寧な説明がない業者は要注意です。誠実な業者は、作業内容、人件費などの内訳を明確に記載した正式な見積書を提示します。
料金の根拠が不透明なまま契約すると、後で高額な追加費用を請求される可能性があります。説明を求めてもしどろもどろだったり、紙での提示を渋るなら契約は控えましょう。
「一式」や「諸経費」などの曖昧な表現ばかりの見積もりは特に危険です。見積もりの透明性が、信頼できる業者かどうかを見極める大切なポイントです。
契約を急かす・強引な営業をしてくる
「今すぐ契約しないと予約が取れない」「特別割引は今日だけ」など、契約を急かす業者には注意が必要です。
焦らせて冷静な判断を妨げ、勢いで契約させようとするのは悪質業者の典型的な手口。誠実な業者は、お客さまが納得してから契約することを重視し、丁寧に説明し、じっくり検討する時間を与えてくれます。
遺品整理は感情的な負担も大きいため、少しでも「押し売り」のように感じたら一旦立ち止まり、他の業者も検討しましょう。
口コミに違和感がある
ホームページや口コミサイトでの評価が異常に高かったり、内容が似通っている場合は注意が必要です。
内容も「とても良かった」「大満足」など漠然とした評価ばかりで具体的なエピソードがない場合、業者の自作自演の可能性があります。
気になった業者があれば、業者のホームページだけでなく、GoogleマップやSNS、比較サイトなど複数の口コミを総合的に確認し、不自然な点がないか確認すると良いでしょう。
口コミは参考材料の一つですが、過信は禁物です。
明らかに口コミの評価が低い
Googleマップや口コミサイトで星1〜2の低評価が多く、「連絡がつかない」「高額請求された」といった具体的なクレームが目立つ業者は避けましょう。
業者が口コミに対して反論を繰り返している場合も、トラブル体質の可能性があります。複数のサイトで総合的に評価を確認し、「対応が遅い」「見積もりと違った」など同じネガティブな声が繰り返されている業者は選ばないほうが賢明です。
低評価ばかりではお話になりませんが、全体的な評価が高い中で低評価があり、その低評価に対してお詫びと改善策を示すなど、丁寧に返信している業者は誠実な業者と言えるでしょう。
いずれにせよ、口コミはしっかり見極めることが大切です。
遺品整理士が在籍していない
「遺品整理士」は、遺品整理に関する専門知識や倫理を学ぶ民間資格です。資格を持つスタッフがいる業者は、遺品や故人様への敬意をもって丁寧に作業する傾向があります。
スタッフ教育や作業の質にこだわる優良業者は資格取得に力を入れていることが多いです。資格がないからといって悪質業者と決めつける必要はないですが、依頼時には「遺品整理士が在籍していますか?」と確認すると安心です。
遺品整理は単なる片付けではなく、ご遺族の想いに寄り添う大切な仕事だからこそ、資格の有無は信頼の一つの目安になります。
逆に「遺品整理士」がいるからと言って、それが信頼できる業者とは限りませんので、その点は頭に入れておく必要があります。
遺品の買取をしているのに古物商許可証がない
貴金属や骨董品などの買取を行う場合、遺品整理業者は「古物商許可証」の取得が法律で義務付けられています。許可証がないまま買取を行う業者は、その時点で違法業者です。
優良な業者はホームページや見積もり時に許可番号を明示しています。もし遺品の買取もお願いしたい場合、依頼前に「古物商許可証の番号を教えてください」と必ず確認し、安心して任せられるかどうかを見極めましょう。
許可証がない業者は依頼してはいけません。
立ち会いを拒否する
「立ち会い不要」と言われて楽に感じても、一方的に立ち会いを拒否する業者は要注意です。
遺品整理中に貴重品や現金などの貴重品が見つかることがありますが、悪徳業者はそのような貴重品を自分の懐に入れてしまう事例が実際に報告されているからです。
依頼主として遠方で立ち会えないケースや、最初・最後だけの立ち会いのケースはもちろんありますが、希望しているのに拒否される場合は悪質業者のサインです。
信頼できる業者選びには、立ち会いを尊重する姿勢が不可欠です。
依頼しても良い遺品整理業者の見分け方
必ずチェックすべき5つのポイント
安心して依頼できる遺品整理業者には、いくつかの明確な共通点があります。ここでは「5つの必須チェックポイント」として、その基準をわかりやすく解説します。これから紹介する項目をひとつずつ確認すれば、悪質業者に当たるリスクを大幅に減らすことができるでしょう。
遺品整理の作業実績が豊富
作業実績が豊富な遺品整理業者は、幅広い現場経験から臨機応変な対応力があります。公式サイトや見積もり時に具体的な事例を確認しましょう。
実績の数だけでなく、1Rの小規模な現場から一軒家まるごとの大規模な作業、空き家整理、特殊清掃など多様な規模やさまざまなケースを手がけているかも重要なチェックポイントです。
多様な経験は、どんな状況にも柔軟に対応できる知識とノウハウの証。作業品質の高さを見極める上で、実績は信頼の大きな指標となります。
お客さまの声がある
実際に利用した人の声は、業者選びで最も信頼できる材料の一つです。Googleレビューや公式サイトの「お客さまの声」をチェックし、丁寧な対応や満足度の高さが伝わる内容なら安心材料になります。写真付きや直筆メッセージがあると、より信頼性が増します。
また、良い評価だけでなく、時には悪い評価も正直に掲載している業者は誠実さの証です。悪評ばかりでは困りますが、評価のバランスを見て判断することが大切です。
お客さまの生の声を総合的に見ることで、信頼できる業者を見極めやすくなります。
優良事業所としての認定を受けている
信頼できる遺品整理業者を選ぶ際は、「優良事業所」の認定証があるかをチェックしましょう。
これは第三者機関である一般社団法人遺品整理士認定協会が、法令順守や倫理的対応、適正な見積もりを行い、業界の健全化に取り組み、適正な業務を行っている証です。優良事業所に認定されている業者は、一定の品質と信頼性が保証されているため一つの安心材料にはなるでしょう。
実際、当社ロードもこの優良事業所認定を受けており、信頼の証としておすすめできる基準のひとつです。
遺品整理に必要な許可証、資格を取得している
遺品整理業者を選ぶ際は、古物商許可証、遺品整理士資格など、必要な許認可や資格を取得しているかを確認すると良いでしょう。
これらは法令を順守し、適正に運営している証拠であり、信頼性の重要な指標です。特に古物商許可証は遺品の買取に必須で、遺品整理士資格は専門知識と適切な整理技術の裏付けとなります。
ホームページや見積もり時に許認可の提示を求め、資格保持者が在籍しているかもチェックすることをおすすめします。最低限の確認として欠かせないポイントです。
損害賠償保険に加入している
遺品整理の作業中に、万が一家財の破損や自宅の壁・床の損傷、遺品の紛失などのトラブルが起きる可能性があります。
こうした事故に備え、損害賠償保険に加入している業者を選ぶことが安心につながります。保険加入の有無は、業者の責任感や安全管理体制の指標にもなり、もしもの際も適切な補償が受けられるため、精神的な負担も軽減されます。
依頼前に保険の内容や補償範囲についても確認しておきましょう。
その他確認すると良いこと
基本的な信頼性チェックに加え、さらに安心感を高めるために確認しておきたいポイントがいくつかあります。見積もり対応の姿勢や料金の明確さ、サービス内容の詳細など、事前に納得できるかどうかがカギとなります。
次の3点は、見逃されがちですが失敗を防ぐうえで非常に有効なチェック項目です。もし気になる遺品整理業者を見つけ、知りたい情報をホームページ中心に調べたがよく分からない場合、直接問い合わせして聞いてみることをおすすめします。
現地に来て見積もりをしてくれるか確認する
電話やLINEだけでの概算見積もりは便利ですが、後から追加料金が発生するリスクがあります。信頼できる遺品整理業者は必ず現地を訪れて状況を詳しく確認し、正確な見積もりを提示してくれます。
遺品の量や種類、建物の構造や周辺環境などを直接把握することで、適切な料金が算出されるからです。一般的に現地見積もりは無料で行われるため、費用の心配も少なく安心です。
依頼前には必ず「現地見積もりを実施するか」を確認し、現場をしっかり見てくれる業者を選びましょう。これがトラブル防止の重要なポイントとなります。
追加費用がかかるケースを確認する
見積もり時に安く見せて、作業当日に「これはオプションです」と追加料金を請求されるトラブルも少なくありません。信頼できる業者は、どのような場合に追加費用が発生するかを事前に詳しく説明してくれます。
多くの業者が「追加費用なし」を謳っていますが、当初の見積もりにない作業を依頼した場合は例外です。トラブル防止のためにも、追加料金がかかる可能性のあるケースについてあらかじめ確認しておきましょう。
基本サービスとオプションサービスについて確認する
遺品整理業者によって、基本サービスに含まれる内容は異なります。
例えば、清掃や家電回収は基本料金に含まれず、別料金となるケースもあるため、何がサービスに含まれているのか、何がオプションなのかを事前にしっかり確認しましょう。
また、遺品供養やハウスクリーニング、除菌や消臭などのオプションサービスについても明確に説明してもらうことが大切です。希望に応じて必要なサービスを選べる業者なら安心です。
基本サービスとオプションの範囲や料金を事前に把握し、追加費用のトラブルを避けるためにも、必ず確認しておきましょう。
もしものときの対応策。やばい遺品整理業者と契約してしまったら…
万が一「やばい業者」に依頼してしまったと気づいたら、まず契約内容をしっかり確認しましょう。クーリングオフ制度が使える場合もあるほか、不当請求や作業放棄があれば消費生活センターや警察への相談も有効です。
そう言った際のために見積書や連絡の記録は証拠として大切に保存しておきましょう。
途中で不信感があっても我慢せず、早めに第三者に相談することで被害を最小限に抑えられます。一人で抱え込まず冷静に行動すれば、状況を改善できるケースも多いので諦めないことが重要です。
相談できる窓口と対処法
消費者センターへの相談
消費者トラブルに関する相談は、最寄りの国民生活センターや消費生活センターに連絡しましょう。専門の相談員が、契約内容や状況に応じて適切なアドバイスや解決策を提案してくれます。
弁護士への相談
契約内容に不備があったり、損害賠償請求を検討する必要がある場合は、法律の専門家である弁護士に相談するのが有効です。初回無料相談を受け付けている弁護士事務所も多いので、まずは相談してみることをお勧めします。
警察への相談(犯罪行為の場合)
遺品の盗難や不法投棄、高圧的な脅迫など、犯罪行為に当たるような場合は、すぐに警察に相談してください。証拠となる契約書ややり取りの記録などをまとめて持参しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?遺品整理業者を調べるためにネット検索している中で「遺品整理 やばい」というキーワードを見かけた時の不安は少し軽くなったでしょうか?
悪徳業者が混じっているのは事実ですが、ご遺族に寄り添って丁寧に遺品を整理してくれる優良な業者もたくさんいますので、その点はご安心ください。
もしこの記事を見て少しでも私たちに興味を持っていただけたようでしたら、お問い合わせフォームや公式LINE、 もしくはお電話(0120-536-610)で、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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