ロードの作業実績東京都八王子市にて貴重品の捜索を重視した生活保護者さまの遺品整理

出来るだけ料金を安く抑えたい、また目が不自由で故人の遺品を何も確認できないため、単にゴミとして不用品処理する訳でなく、貴重品の捜索を重点的に行ってほしいとのご要望でした。その貴重品の中でも絶対に探し出してほしいものが「権利書」でした。

できるだけ急ぎで見積もりに来てほしいとのことだったため、その日のうちに八王子市の戸建の現場へ向かいました。現地へ到着しましたら、ご依頼者は目が不自由で生活保護を受けているというお話でした（当社のホームページは目が見えるご親族に探していただいたそうです）。

今回は相見積もりでした。生活保護者という点を考慮し、当社は35万円の見積金額で提示させていただきましたが、他社は100万円の見積金額だったそうです。

双方の業者の見積金額に大きな開きがあり、最初はご依頼者もかなり困惑していました。ご依頼者の心配事は「見積金額が安い場合は仕事の質が悪いのではないか？」ということでしたが、他社の100万円という見積金額は相場よりも相当高く、その根拠を丁寧に説明しました。

その上で、当社ではいつも貴重品捜索も手抜きなく遺品整理を行っていることを説明したところ、最終的には作業を任せていただく運びとなりました。

作業当日は約6時間の作業になる予定であることをご依頼者へ伝えたところ、作業開始前と作業後に立ち合いを希望されました。作業員3名は1階、作業員2名は2階、作業員2名は運び出し、と合計7名の作業員で、約6時間かけて遺品整理を行いました。

ご依頼者が非常に気にしていた「権利書」は、なかなか見つかりませんでしたが、3時間が程が過ぎ作業も中盤になった頃、ようやく「権利書」が見つかり、私たちスタッフの間にも安堵感が漂いました。

アルバムなどの思い出の写真や手紙類、カード類、現金、通帳などは各部屋の担当者の貴重品ボックスへ保管して、作業終了後にご依頼者へご入用な物はお持ち帰りいただきました。

その他の家財は基本的には処分してくださいとのご要望でした。家財を搬出する際に、本当に処分して良いものなのか、確認しながら作業させていただきました。

作業後にご依頼者へ発見した権利書を手渡し、全ての作業が完了しました。