ロードについて
現代の日本社会は、少子・高齢化という社会の流れがとどまらず、お一人住まいの上にご親戚は遠隔地という年配の方々は増加の一方です。
戦後の第一次ベビーブーム(昭和22年~24年)に生まれたいわゆる「団塊の世代」がこぞって高齢となった現代は、平成25年(2014年)現在の日本では、65歳以上のご高齢の方々が総人口のなんと25%に達するといわれています。
この数値は歴史上最高であり、国民の4人に1人が高齢者ということになり、わが国は文字通り未曾有の「高齢化社会」に突入したといっても過言ではないでしょう。
かかる社会情勢に伴い、独居の方のご逝去における遺品整理および部屋の特殊清掃などの問題が、ご遺族の方々に重くのしかかってきており、全国的な社会問題となってきています。
高齢化社会に伴うさまざまな社会的課題を解決すべく、遺品整理と特殊清掃の業務に長く携わった二人によって、「株式会社ロード」は平成25年(2013年)12月に設立されました。
まだ産声を上げたばかりの新しい会社ではありますが、私たちには、過去約5年間で1千件を優に超える遺品整理・特殊清掃の業務経験を有しています。
数多く担当させていただいたお仕事には、実にさまざまな状況があり、時として全く予期できない事態に遭遇することも少なくありませんでした。
一人暮らしのお身内のご逝去は初めてというご遺族がほとんどなため、遺品処理作業には予測不可能な事案が多い上、周りに手際よく対処できるご親戚もなく、ご遺族が遠方に住まわれている場合などは大変です。
遺品整理や不用物の処分・部屋の清掃など、想像以上に大変な手続きと作業が山積するため、勝手が分からず途方に暮れるというご遺族も多く、高齢化と核家族化が進んだ現代の日本社会では、かつては想像もできなかった問題がご遺族に重い負担となっているのが実情なのです。
このような現状では、我々のような場数を踏んで臨機応変に対応できる業者が必要不可欠との思いを強くするに至り、それが弊社設立の思いへとつながったのです。
遺品整理と特殊清掃業務全般には、特殊なスキルが要求され、なおかつ故人にゆかりの品々を取り扱うため、作業を行う企業には、特に厳しい倫理観が社会から要求されることは当然です。
弊社では、全社員がこれらを社会的使命として強く認識し、誇りを持って職務をまっとうすることを皆様にお約束いたします。
前職を通して培った豊富な経験値と高度な技能を生かし、お客様のニーズに応え、地域社会に貢献できる企業に成長すべく、最大限の努力を重ねて邁進する所存です。